本の中の約束

遙か昔、聖域と呼ばれる場所があった。

聖域を見つけた冒険者はそこを呪いの地とし、一つの本に封印した。

時は過ぎ、呪いの本は数々の人の手に渡る。

本の所有者は非業の死を遂げるとの噂を秘めて。

普通の高校生のジェシカとレイカは、夏休みになると決まって別荘に訪れる。そこは１年前になくなったパパとの思い出が詰まった場所。

今年も例年通りに別荘に来た彼女らを待っていたのは、なんと、不思議な本とドキドキハラハラの冒険だった。

知らない世界に引き込まれた２人に１年前の真実が立ちはだかる。はたして無事に戻ってこられるのか。

別荘

何の変哲もない高台にある別荘。

呪いの本

読む人を謎の世界に引き込む本。

聖域ケイプガーデン

本に封じられたと言われる、遙か昔に存在した地。